張る乳、張らない乳は何が違うの?

出産をし、初めての母乳育児となるといろいろなわからないことがでてきて不安になることも多いですよね。

母乳は『赤ちゃんにとって順調な成長のために必要な成分をバランスよく含む理想的な食事♪』

ママの母乳の栄養量やバランスは、赤ちゃんの成長と合わせて”変化”するので、目の前の赤ちゃんに”必要な栄養”が自然と摂取できるようになるということを知っていましたか?凄い身体の摂理ですよね~♪

もちろん、母乳はママの血液からできてるので、ママの食生活を整えることは必須ですが、ママも食事に気をつけることで健康になりますし、毎月かかるミルク代も浮かせることができるので、いいですね(*^^*)♪

☆体重減少

赤ちゃんは生まれてから3~4日間は十分に母乳を飲むことができないうえ、体から出て行くもの(おしっこやうんちなど)が多いため一時的に体重が落ちることもあります。これは「生理的体重減少」といって、どの赤ちゃんにも起こること。授乳量が増えるにしたがって体重も増え始め、1~2週間すると元通りになるので心配いりません。

☆初乳

産後5日ごろまでに出る黄色い母乳を「初乳」といい、産まれたばかりの赤ちゃんにとって最高で完璧な食物です。「初乳」にはたんぱく質やミネラルが多く含まれています。

また、病気への免疫抗体なども豊富に含まれているので、赤ちゃんを感染症から守ってくれます。

産後数日間はこの「初乳」という自然の贈り物を赤ちゃんに与えるためにも、おいしい母乳になるように、妊娠中からの食生活や睡眠、ストレスをためすぎないようになど、心がけていきたいですね。

張る乳、張らない乳

母乳育児で最初に気になってくることが、おっぱいの張るとき、張らないときなど、ちゃんと母乳が出てるか赤ちゃんが飲めているのかがが心配となってくるでしょう。この、2つのタイプの特徴をまとめてみました。(混合型の人、時期によって変わることもあります)

張りが多いタイプ、染み出すほど常時母乳の溜まっているおっぱい】(溜まり乳とも言われる)

特徴は、

○常におっぱいが張っている
○時間を少しでもあけると、おっぱいが張りすぎて母乳がこぼれてくる
○油ものやお菓子など、高カロリーのものを食べるとすぐに詰まる
○搾乳するとかなりの量が搾乳出来る

常におっぱいの張りの感じるということは、良いような感じにも捉えられますが、乳房に溜まってる母乳が多過ぎて、時間が経った母乳は、赤ちゃんにとっては美味しくなく、カロリーも低く甘くなりすぎてしまい、飲むのを嫌がる赤ちゃんがいることも。ママもしこりがよく出来たり詰まったり、油断すると乳腺炎が起こってしまうこともあるので、甘いもの脂っこい食事やおやつは控え、和食の食生活を基本としたり、できるだけ授乳間隔は2時間半~4時間ごととし、夜間も頑張って4時間以上はあけないように心がけるといいでしょう。赤ちゃんの成長とともに飲む量は増え、あとあと母乳の量と赤ちゃんの飲む量が一緒になっていきます。

出産直後におっぱいの張りを感じていた人も、産後しばらくたつと張りを感じなくなってくることがあります。

あまり張らないタイプ、赤ちゃんが飲むときになるとたくさん出てくれる【授乳生産型のおっぱい】(差し乳とも言われる)

特徴は、

○普段はあまり張らない、時間をあけても張らない
○赤ちゃんに吸われた時にだけ、張ったような感じ(ツーンとする感じ)がある
○搾ってもほとんど搾乳出来ない

「張らないおっぱいは、母乳がでてないのでは?」と不安になることもあるかもしれませんが、張りがなくなるのは乳管(乳汁を運ぶ管)が開通し、授乳が軌道に乗り始めた証拠なのです。出産後2週間で張らなくなり、赤ちゃんが吸った時に出来たての新鮮なおっぱいが自然とわいてきて、飲むことができるので、差し乳は理想的だと言われています。

赤ちゃんも生後1ヶ月は飲み方を覚えていく時期なので、最初は、飲み方も弱く、決して上手とはいえません。しかし、この期間はそれが自然であって、医学的にみても何ら問題ない・・・いわゆる正常な状態なのです。

赤ちゃんは1日何回となく母乳を飲むことで哺乳能力を身につけ、たくさん飲めるようになっていきます。また、ママも赤ちゃんに母乳を吸われることで乳汁分泌ホルモンが活発となり、母乳の量が増えてくるのです。

張らないから出ないと諦めてしまっては、母乳が出るようになるせっかくのチャンスを逃がしてしまうことになってしまいます。母乳が赤ちゃんにとって必要な量ができるようになるためにも、赤ちゃんに乳頭を含ませ、しっかりおっぱいに「まだまだ足りないからいっぱい生産するんだよ!」と働きかけてみることが大切です。

先輩ママには、新生児期の1日の授乳回数は20回以上で、ほとんど一日中おっぱい出しっぱなしの状態だったというママさんもいらっしゃいます。

張るまでまで待ってから飲ませようとしたり、授乳間隔を開けて飲ませようとしていたのではなかなか母乳量は増えないということを知ってるだけでも、母乳育児が変わりそうですね。
母乳を溜めようとすることは、おっぱいに作っても必要ないと判断されてしまうので、新たに作られなくなってしまうそうです。

頻回授乳でも、頑張ってあげていると次第に母乳の出も良くなっていき、赤ちゃんも成長と共に飲み方が上手になっていきます。

【おっぱいに良いこと】

1.赤ちゃんのペースに合わせて、欲しがったら与える

2.1日に8回以上おっぱいを吸わせる(1ヶ月ごろまで)

3.出が悪いと感じたら、いつもより回数を多くする

4.おっぱいがたいないと感じたときに、ミルクを安易にたさない

5.おっぱいがたりないと感じたら、産婦人科や助産院の母乳外来、母乳育児相談所で相談する

【おっぱいに良くないこと】

1.赤ちゃんが欲しがらないからと、まったく授乳をしない(3ヶ月ごろまで)

2.おっぱいを続けたいのに、自己判断でミルクを大量に足し続ける

(生後1ヶ月間は母乳の飲み方を学習している時期なので、哺乳瓶を与えると赤ちゃんは混乱してしまい、乳首を吸うのが簡単な哺乳瓶に慣れてしまい、母乳が飲めないという悩みも出てきます。このような状態を避けるためにも安易にミルクを足したりせず、赤ちゃんが欲しがるたびに授乳するよう心がけましょう。)

参考サイト:「ゼロからはじめる母乳育児
参考サイト:「魔法のおっぱい

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